その年によって、人気の旅行先ってかわります。
テレビで特集を組まれたり、旅行会社がチャーター便で力を入れたりすると
人気旅行先として、選ばれます。
私が、添乗員として初めて海外に出た1998年は、中国が人気でした。
理由は、日中関係が良好で、観光ビザが取りやすくなったという時期だったからです。
現在、15日以内の観光であれば、ビザは必要ありません
(2020年6月30日現在、渡航制限はあります。)
一番最初は団体観光ビザというのが必要で
入国の際、名簿順に全員が並んでピリピリとしたムードの中手続きを行いました。
薄暗い空港の入国窓口。
すごく時間がかかり、「本当に入国できるのかな。」と心配したのを覚えています。
入国してしまうと大連の街並みは近代的で、
ホテルも大変立派なホテルに宿泊しました。
コースは
大連→瀋陽→北京 7日間。
バスや列車、飛行機で移動し、様々なトラブルに巻き込まれながらも
現地ガイドさんがとても親切で、滞在は、とても有意義なものでした。
が、私は、ずーっと7日間お腹の調子が悪かったです。
水や氷には気をつけていましたが、ダメでした。
当時の印象としては、大都市は整備され大変綺麗でしたが
少しでも郊外に出ると、タイムスリップしたかのように、何も整備されていない町が続いていました。
舗装もされていない道路をすごいスピードで移動し「ここで死んでもおかしくないな」と思ったほどです。
翌年、団体ビザも廃止され、チャーター便での旅行が多くなりました。
大連、瀋陽は1度きりとなりましたが、
北京へのツアーは何度か行きました。
3日間で万里の長城や、天安門広場、京劇を観劇したり。
万里の長城を見るだけでも圧巻です。
2000年を最後に、北京には行っていません。
台湾をひとつの国とするのであれば、中国には20年行っていません。
不自由な国という印象が抜けなくて(本当は違うのだろうけど)
現地の言葉ができないのに、個人旅行は危険だと感じる国のひとつです。
今は、全くもって先が見えなくなっていますが、
お互い、良い気持ちで行き来できる日が来ることを願うばかりです。
本場の中華料理の味はというと、
横浜中華街の方が断然美味しいな。というのが感想です。
(個人的な意見です。あくまで。)
⬇︎ブログランキングに参加しています。よければクリックをお願いします。