エアアジアXより、フライトキャンセル分のトラベルバウチャーが発行された旨のメールが届きました。
2021年に債務者の訳のわからない書類を提出してから1年6ヶ月。
半分諦めていたので、現金ではありませんが旅行バウチャーとして戻ってきたので安心しました。
今回、初めての経験だったので、良い勉強になりました。
(もう、二度と経験したくありませんが。)
予約は、2つあって、1つはカード会社に「異議申立て(チャージバック制度)」を使用して全額返金されました。
残念なことに、もう1つは、違うカード会社で、対応してもらうことができませんでした。
カード会社によって対応が違うのも今回初めて知ることとなりました。
チャージバックが使えない理由として、カード決済から3ヶ月以上経過すると受付は出来ないとのことでした。
例えばカード決済が20年1月にしたとして、20年4月にフライトキャンセルになったとしたら異議申し立ては出来ないということです。
これは、カード契約時に確認しなければならない事項だと感じました。
チャージバックを受付してくれたカード会社は、決済日から11ヶ月経過していましたが、対応してくれました。
話は戻りまして、エアアジアXです。
ウェブ上での返金手続きが出来なくなり、急にメールの案内も英語に変わりました。
そして、エアアジアXは、マレーシアの裁判所に日本でいうところの民事再生法適用の申立てをしたのです。
再建案の1つとして、債権者のフライトキャンセルは旅行バウチャーの発行のみという条件を出したのだと思います。(あくまで私の想像です。)
そこで、メールで送られてきたのが債権者あての書類です。
専門用語が並ぶ英文メールを読み
とにかく債務者であることの申し出の書類を提出しました。
それが、2021年4月の話です。
提出した後に、受付したかどうかの返事もなく
モヤモヤしたまま半ば諦めていたのです。
そうした中、「再建案が承認されました」との内容のメールが届き
(2022年5月)
「旅行バウチャー発行しました」と連絡がありました。
(2022年7月)
嬉しいよ。確かに嬉しいけど、本当に長く辛い2年間でした。
みんな辛かったのは同じなんです。それは、理解しているんです。
でも、辛かった。
旅行バウチャーは今後5年間有効とのことなので、来年あたり利用してみようと考えています。
日本入国時の制限が未だ解除されずにいますが、ヨーロッパやオーストラリアは、ワクチン証明も陰性証明もいらなくなりました。
コロナ騒動の前の状態になったということです。
早く、飲み薬が承認されて、日本も普通の生活に戻りますように!!
最後に、今回自分でできるまさかの備えについて2つ記載しておきます。
①カード会社のチャージバック制度に関しては、契約前に確認しておく
②航空会社のトラブル対応にはとにかく細かく対応する。
英語でのやり取りが本当に嫌なら日本の航空会社を利用するのが安心です。
また心から旅行が楽しめる日まで。