無意識のマナー違反ほど見苦しいものはありません。
日本でも、色々なマナーを守ることによって社会生活を円滑にしていることが
多々あります。
そして、意識せずとも、他人に迷惑をかけない。相手のことを思いやる。
これは、どこの国にも共通する気持ちだと思います。
旅行先の国のマナーは色々あって、例えば、レストランでお皿は持ち上げてはいけないとか
調味料等を取る時は、人前を通ってはいけない(必ず声をかけて近い人に取ってもらう)
乗り物では、お年寄りや子供連れに席をゆずる。など。
その国々で、最低限守るべきマナーがあります。
出発前に、ささっとインターネットで調べて行くと良いでしょう。
世界共通なんじゃないかな。と思うマナーがひとつあります。
日本人は、ほとんどしません。
「お店に入る時・出る時に必ず、お店の人に声をかける」
ということです。
お店の商品を手にとってみたり試着する際にもお店の人に一言声がけをします。
日本では、黙って入って黙って出てきても何も言われないですよね。
海外だととても失礼な行為になります。
旅行先でそんな光景を目にするので、とてもヒヤヒヤします。
この行為によって、受けれるはずのサービスが受けられなかったり
店員さんがあからさまに嫌な態度に出たりします。
それくらい、失礼なことなんです。
旅行サイトの口コミで、店員さんのサービスが最低だった。
と書き込みされている原因のひとつに(全てとは言いません)
この、挨拶しないで店に踏み入るマナー違反があるのではないでしょうか。
言葉の壁があろうとも、お店の人と円滑な関係を築くのが、最良のサービスを受ける近道です。
難しいことはありません。
「こんにちは。ちょっとみてもいいですか?」といって入って
「ありがとう。」といって店を去ればいいのです。
無言。本当に、よくないです。